2016年12月26日月曜日

冬のエラ病退治

エラ病と思われる金魚がちょくちょく出ている。
やっと一巡して落ち着きを取り戻した。

症状はある日プカプカと浮くか、他の子は泳いでいるのに底でじっと動かないかのどっちかだ。

そういう子は、取り出すとエアーに集まってくる。

0.5%とか0.8%の塩水浴とか薬浴は、まだ泳いでる子にしか効かない。
この場合は1日で元気になる。加温も不要。
入っていた槽は、半分水を捨てて足してやる。
マゾテン入れて24時間空で放置すれば大丈夫。

プカプカ動かない重症の子の場合は、早急に虫を剥がさないとどんどん悪くなってまず死ぬ。
低温の環境で自己免疫は期待できない。
5Lの新水に2%の塩浴を30分から1時間
横になったりひっくり返ったりして死にそうになるが我慢する。

その後は、10L以上のバケツ等に0.8%の塩水を張りヒータを水温15℃にセットして冷たいままドボンする。
この程度ではうちの子は死なない。毎日交換。
別途、毎日2%の塩浴をしながら5℃ずつ上げる。
上昇は夜やる。外飼いなのでそうすれば外気に触れて上がる時間はかなりゆっくりになる。
30℃で2日間やったら27度にして2日間、その後は毎日3度ずつ15℃まで下げていく。
その間にウチではビオフェルミンを砕いて食べさせた。

5℃から10℃をキープするために玄関に置く。
これで問題なければ、風の当たらない玄関先に一段高くして置く。これでウチの地域では凍ることはまず無い。

回復の目安は、寒くとも昼間はエサをねだりに上がって来ることだ。


2016年12月19日月曜日

冬の病気

まだまだ不安定な12月
朝の水温が0℃になったり昼10℃を越えたり上下が激しい。

転覆は6匹出た。
導入が遅かったバルーンオランダ3匹は転覆後に加温したら黒斑が全身に出て鰭が溶け全滅。
ブロードテールの当歳は転覆したが加温後回復
東錦の2歳雌も転覆したが加温後回復

お気に入りの赤い東錦も転覆した。15度加温ですぐに戻ったが
その後が良くない。ぼーっと浮かんだままエアにやってくる。結構な重篤じゃないか。
どうやらエラ病になったようだ。
外見上、異常はない。
塩水浴0.8%とマゾテンと20度加温で薬浴中。

原因として週一、二回少量えさをあげていたが水を汚しすぎたように感じる。
せっかくの青水だったが全て廃棄し他の同居達は無加温の塩水浴とした。

青水の種水はいっぱいあるし
いつでも増やせる方法を確立しているのでまた槽は青水にできるが
加温したことで仔引きが怪しくなってきた。

また冬眠にもどせるのか心配。

転覆する仔は2度を下回る日が2日つづくと症状が出る。
朝は大丈夫でも上にえさをねだりに来たらそのまま転覆とかあった。
まるでレッドオクトーバーのようにバサーァ!と浮かんでちょっと焦った。

死なない程度にえさをということでねだる内はあげてきたが
やはりえさを断つという先人達のセオリーは正しかったようだ。

おそらく私の地域は11月中までえさをあげてもよいであろう。
12月に槽を洗って青水を入れて越冬開始が正しいようだ。

東錦のエラ病はおそらく虫だろう。
導入の遅かったバルーンオランダは、海外産なので寒さで転覆したのち
加温で抑えていた病気が爆発して死んだのだろう。

冬の病気治療=加温

とは導入時期によっては単純に行かないようだ。