2016年6月30日木曜日

正露丸

末期の松かさ病の当歳らんちゅうと尾ぐされのらんちゅうがもう2週間生きている。

3匹1500円でとある千葉のブリーダーから家族が購入してきた金魚の2匹だ。

既にビニールの中で赤班が出ていて直ぐに薬浴に入った。
他の1匹はひととおりのトリートメント後、本水槽に入ったが外傷無く突然死した。
松かさと尾ぐされの2匹が残り薬浴に入った。

ブリーダーが選んだそうなので
まぁ女子供で行って一杯くわされたかと

まず観パラが効かない。早々に辞めた。
ココアも併用して試したが餌代わりにはなったが2日間だけ。
末期の松かさ病には残された時間は少なく即効性が無い、だいいち水が持たない。
観パラは高いのだ。

そこで
赤班が消えて松かさに移行した初日に【イソジン浴】を5分間した。

連日【オキシドール浴】をして尾ぐされの進行が止まったので塩浴に切り替えた。

ただ、松かさが治らない。
お腹の中に何か薬を届けなければ死ぬだろう。
ココアの代わりに【正露丸】をお湯で溶いて新水に流し込んだ。
10Lに2錠
金魚は今のところ無事だ。
この金魚を「松かさ子」と名付け経過観察とする。

※7月1日「松かさ子」は長い闘病の末、旅立った。
最後までお腹から何も出せずにいた。
不甲斐ない飼い主で申し訳ない。

2016年6月29日水曜日

白点病

水が悪い
たくさんいて
いじめられて
水温が低いから

よし判った!我慢しろよと最近は金魚達に言い聞かせている。

毎日新水入れてやっとこ維持だ。

苔が生える岩清水のような水を作りたい。
水が緑じゃ駄目だ。苔だよ苔。あれが大事。

短期間でたくさん処置してきた成果は、

【白点病治療は夜やれ】

ということ。

自称エリートサラリーマンである私の時間は、世界中の誰よりも貴重なのでチマチマと1週間も金魚のことを処置したりはしない。

奴らの白いぽっちは夜落ちる。
これを【オキシドール】で強制的に剥離する。
やり方は以下の通り。

1)【夜に】10Lのバケツに中和済の新水を用意する。
2)隔離槽から金魚をバケツに入れる。
3)バケツへそこらで買えるオキシドールを5cc投入する。
4)時刻を確認する。
5)泳ぐたびにポロポロ落ちて来る。
6)この間に若干の餌やりと隔離槽を洗う。
7)隔離槽へ新水を張りメチレンブルーと塩を投入してエアレーションしておく。
8)1h程度でオキシドールの効果が弱くなり今日のポロポロはおしまいになる。
 ※初日は、再度新水で繰り返して多めに落としても良い。
9)金魚を隔離槽に戻す。
10)ヒーターで加温する。
11)バケツと器具を洗浄する。

※オキシドールは即効性があるが持続しない。
 ちなみに一晩そのままにしてオキシドール浴しても死ぬことは無かった。
 後詰めの薬浴が必要なことは言うまでも無いが小さな青仔達が一刻も早く白点虫を落とすことを目指した。

金魚達へ

金魚飼育を頑張り出して一月が経とうとしている。

不安定な気候
出入りの頻繁な魚達
立ち上げたばかりの水槽

だから病気の金魚が常にいる。
塩は今月もう5kg使った。クスリもハイポも充分ある。
悔しくて仕事そっちのけでネットを調べ回った。
まるで始めたばかりのゴルファーのようだ。

もう理由は判ってる。
のんびり金魚とせかせかサラリーマンのライフスタイルの歩み寄りが無いのだ。

思春期の娘と父の会話
ヤンキーと学級委員

こちらは人間、言葉が通じる。
最悪、殴り合えばわかり合える。

金魚は水の中。
彼等にとって、私は波打つ空に浮かぶ何かだ。

赤や白に輝く宝石達の生死を見守るこの粋な趣味にはまっていこう。

金魚達

我が国の現在の戦力

・和金(3匹)
・高頭丹頂(1匹)
・オランダ獅子頭(2匹)
・茶金(1匹)
・桜東錦(1匹)
・らんちゅう(当歳3匹)
・らんちゅう青仔(2匹)
・土佐錦(当歳3匹)
・メダカ(8匹)
・赤ヒレ(5匹)
・ヤマトヌマエビ(2匹)
・イトメ(400g~)

本水槽として
・60Lクラスの鉢(3)
・18L~20Lクラスの鉢(5)

池へ...

まだ新築だった自宅の庭先に勢いで掘った三日月池の和金が5年経ったある日、全滅しました。
思えば横に植えた桑の木が大きくなって池が日陰になってたっけ。

何度も何度も「調査兵団」と名付けたホームセンターの和金達を入れても長くて1年でダメになって調子が良かった池には戻らなかった。

それならばと玄関先で始めた睡蓮鉢での飼育。

最近、大きくなりすぎた桑の木を処分して陽当たりが良くなった池を見た後に込み上げてきた思い。

「池だ...魚は池がやっぱり似合う...戻さなきゃ池を」

と、金魚の迷惑も考えず勝手な私は、池への帰還を密かに目指すのだ。